現在、アフガニスタン、カンボジアをはじめとした国々には大量の地雷が埋没されており、これらを除去することが強く求められている。地雷撤去現場では、ある程度自動化された機械が導入されているが、未だに人手による確認作業が必要不可欠なものとなっている。具体的にはプローブと呼ばれる探針を地面に刺し、その手ごたえにより地雷を発見するといった作業である。発見した地雷はプラスチック爆弾等で爆破する。
この人手による作業を遠隔化するべく当研究室ではガチンコ遠隔操作ハンドMine Handを開発した。Mine Handは操作者の手首の動き7自由度を作業部に伝達することができる。さらに、自重をばねで補償しているため作業者は比較的軽く操作することができる。Mine Handは電力を一切用いず、機械だけでその多彩な動作を実現させている。したがってアフガニスタンの砂漠地帯のような電力供給が困難な土地でも使用することができる。